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Emerson Custom : SPOONのこだわりパーツ

SPOONでは、今年(2019年)に入ってから米国Emerson社のPro Potをカスタムギターの標準ポットとして使用しております。

 

ポット自体はCTS製ですが、Emerson特注仕様になっています。

 

エマーソンのポットの特徴は、まずトルクが軽い。

これは、演奏中のボリューム操作のストレスを随分と軽減してくれます。

 (僕自身、個人的にはCTS製の重いトルクのものが好きだったこともあるのですが、僕がただの「ほとんどフル10野郎」で、ボリューム操作はサウンドチェックなどの余裕のあるタイミングでしかしないからなのでした。)

 

そして、スムーズなカーブの音量・音質変化は特筆ものです。

0~10までの変化は、他のポットでは味わえないスムーズなカーブです。よくある、あるポジションから急に音が大きくなったり、逆にほとんど音色の変化がないポジションがある、というようなことがありません。

 

また、ポットの持つ誤差を業界最小限クラスの±8%に抑えています。(通常は10%前後)

誤差が少ないと、サウンドに与える影響も最小限度で済みます。

 

 

また、スイッチポットもEmerson特注モデルです。

 

スイッチポットはAlpha製です。

 

しっかりとしたスイッチの切り替え感覚を、プレーヤーに伝えてくれます。

 

今回Emersonを採用するにあたり、米国「Emerson Custom」のオーナーMitchさんと直接メールでやりとりができました。

 

その際に、スイッチポットにCTS製ではなくAlpha製を採用している点について尋ねました。

 

「CTS製のスイッチポットは近年新しくなり、残念ながらEmersonの求めるものではなくなってしまった。スイッチのクリック感も曖昧で、大きさもごつい。CTS側から市場に出る前にチェックをさせてもらった時にそのことを伝えたんだけど、残念ながら採用されずにそのまま製品化してしまった。だから僕らは、僕らの求めるクオリティを持つアルファ製のスイッチポットを採用することにしたんだ」

 

確かに、近年物のCTSスイッチポットは、スイッチの切り替えの「カチッ」感がなく、スコスコした動きでした。個人的には配線端子も扱いづらい印象でしたのでミッチさんの話には納得でした。

 

ついでに、他の国内外問わず、ほとんど、どのサイトでも(オフィシャルな代理店の情報でも)エマーソンのスイッチポットが「CTS SwitchPOT」と表記されている点についても尋ねると、

 

「なんでか全くわかんないよ。僕は一度も『CTS製だ』とアナウンスしたこともはないのに!」

 

とのこと。

ですので、探している方にお伝えしますが、Emerson社のCTS製スイッチポットは存在しません。(僕が探していただけ)



そして、Emersonと言えば! のブレンダー回路用Blender Pot。

フェンダーで言うところの『No Load』ポットに似た仕組みで、フルテン時はバイパス。違いは9〜10のクリックがありません。

トーンポットとしても使えますが、端子の位置が特別なので注意です。

このポットを使用して、ブレンダー配線で組み上げたギターは、見た目を変えずにハイクオリティな多彩なトーンを持ったものになります。

フロント+リアのミックスサウンドは、おススメです。)



SPOONのエマーソンポットは、米国Emerson Customからの直輸入品です。