![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=460x1024:format=jpg/path/s34f781d8104eee48/image/i858c1041c9d49f70/version/1624253491/image.jpg)
パッと見て、すぐにわかる方も多いと思いますが(記事のタイトルにも書いてますが…)、このレリックギターは、あのジョン・メイヤーのフェンダー期の愛機、通称「Black 1」ですね。
Fender Custom Shopのレリックマジシャンともいえるジョン・クルーズとジョンメイヤーの、ジョンジョンたちが作り上げたレリックギターのNewアイコンとでもいうようなギターです。(アイコンってことば初めて使いました)
僕の中では、ロリーギャラガーとSRVモデルと並んで「三大ヘビーレリックストラト」の位置づけであります。SRVフリークのジョンメイヤーだからこそこんなギターなんでしょうけど!
このジョンクルーズ製作のギターは、めちゃくちゃプレミアギターです。数百万します。
紅白歌合戦で、いきものがかりのギターの人がこれ持ってて「お!」と思いました。
そしたら、ジョンメイヤーのライブでは楽屋に行ったりしてると聞いて、「いいねえ、そんなできてから!」と憎らしく思ったものです。
今回、Warmothのハードテイル(ノントレモロ)ボディにMJTが塗装を施したストラトタイプボディが入荷しました。
ただ、MJTはアーティストギターの完全レプリカを提供するのではなく、あくまでユーザーに雰囲気を楽しんでもらいたいというスタンスなので、細かな点では結構本物と違ったりします。
今回入荷のボディもなんだか少し物足りない思いでしたので、僕(SPOONのイマムラ)が、よしよしもっと汚しちゃろう、と舌なめずりをして手を掛けたのでした。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=10000x446:format=jpg:rotate=90/path/s34f781d8104eee48/image/i697f34807fdf1b95/version/1624253500/image.jpg)
これがそのボディ。
前ユーザーにより銅箔貼りがされています。ザグリもSSH。ブリッジはシルバー。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=446x10000:format=jpg/path/s34f781d8104eee48/image/i8c9a4c2d45c34075/version/1624252364/image.jpg)
こちらはバックです。
うーん、なんか物足りません。
まず、全体的に「ただ剥がしただけ」という感じになっているので、本家Black 1の特徴的なフロント・ミドルPU横の大きな剥げと、エルボー付近のとがったハート状の剥げを加えます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=10000x446:format=jpg:rotate=90/path/s34f781d8104eee48/image/i8d949e9da0185db2/version/1624253504/image.jpg)
さらに、そこ以外をもっと黒ずませるように着色します。
うん、随分印象が変わりました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=10000x446:format=jpg:rotate=90/path/s34f781d8104eee48/image/i2ef5483188e4c1d6/version/1624253507/image.jpg)
バックも汚す。
着色します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=10000x446:format=jpg:rotate=90/path/s34f781d8104eee48/image/ic41dc780bd514b69/version/1624253511/image.jpg)
そして、塗装の残ったところがとてもきれいな状態だったので、傷や打痕を追加します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=10000x446:format=jpg:rotate=90/path/s34f781d8104eee48/image/if88d92697434405b/version/1624253513/image.jpg)
バックも同様にやります。
ブリッジをゴールドにして、手元にあった白系のレリックピックガードを載せてみると……、
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x389:format=jpg:rotate=90/path/s34f781d8104eee48/image/i6f9ad1f9807bd867/version/1624253840/image.jpg)
おー、
最初よりもずいぶんとBlack 1に近づきました!
組み上げるときは、ピックガードや他のパーツも少しづつ手を入れてより近づけていきたいと思っています。
ただ、このギターのペグが、ペグがもう手にはいらないんですよ……。
シャーラー製のダイキャストゴールド/パールペグ。
現行品は似て非なるもの。似てもないともいえる。
中古で出物を待つしかないか…。
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今日の一曲は、Arloの"Runaround"です。
ヘビーなギターサウンドと、ポップなメロと美しいコーラスワーク。っていつもこんな音楽ですが、そういうのが好きなんです。疾走感あふれる、ギター弾きたくなる曲です。
ちなみに、時間があれば見ていただきたいのですが、おまけリンクです。このRunaroundと聴き比べてほしいのです。
オマージュとか、パロディとかいう言葉がありますが、これはもう「まんま」ですね。
ウルフルズは結構好きなのですが、これは納得できない。(ギターの人作曲だそうです)
でも、自分もなんか曲作りめいたことをしたことがある時に、「お! なんかすらすらメロディがでてくる!」って思ってたら、全然あとになって、好きな曲の一節だった、なんてこともあったので、故意ではないのかもしれません。
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なんだか今一つ締まりませんでしたが…、
今日もブログを読んでくれてありがとうございます!
SPOON
今村
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