いきなりですが、出品間近のギターを紹介。
リバースヘッドの2トーンカラーのシンラインTELE。
SPOON初登場の"Real Life Relics"のボディ・アッセンブリに、ワーモス製のテレネックの組み合わせです。
ビグスビーがいい感じ!
これ、ビグスビー載ってるのに、3.1kgという軽量さ。
P-90の音が、改めて好きだなあと感じさせてくれるギターです。
近日中に公開予定です。
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毎回言ってますが、アメリカからネックとボディの入った箱を開けるときが、僕(SPOONのイマムラ)はとても気分が高揚する瞬間であります。
とくに、やっぱり普通のメイプルネックよりも、木目の出た材の方がコーフンします。
今日は、ブラックコリーナとローズウッド、さらにウェンジネックやゴンサロアルベスと、エキゾティックウッド祭りなのでした。
今回のブラックコリーナは特に良くて、
・『ド』がつくくらいの柾目(クォーターソーン)で、
・フレイムが出てる
のです。フレイムの出たコリーナ材は自分もはじめてお目にかかりました。そんなに、おりゃーっと出てるわけではないですが、よく見ると出てるというお上品な感じもまたいいです。
"エキゾティック"という言葉で、郷ひろみを思い出してしまうのは、もう致し方ないことです。
紅白でもトップバッターで、切れのある動きをみせてくれていました。
あんまり言われていませんが、郷さんも福岡出身で、結構ご近所さんだったりします。
そういえば学生の時に郷さんのコンサートの整備のアルバイトをしたのを思い出しました。
しょっぱなから"ゴールドフィンガー"で、おばちゃんたちノリノリでさけんだりして「すごいパワーやなあ」と思って席の間の通路で立って(一応整備係の配置)みてました。
ぎゃあぎゃあ言ってたおばちゃんたちも、演の半ばのバラードのところでは、みんなおとなしく席に座ってしっとりと聞いていて……、てよく見たら、寝とるがな!
最初に動きすぎて疲れたとやね、ゆっくりお休み…、って好きな人のコンサートで寝るかね!
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というわけで、今日の一曲は2億4千万の…、ではなくて、"The Wallflowers"の『One Headlight』です。
気が付けば、この"今日の一曲"コーナー(『コーナー』というほどのものでもないですが)は、パワーポップみたいなのが多すぎるぞ! というお叱りの声が、誰に言われたわけでもないのですが、自分の中から聞こえてきたので、すこし渋めのものをチョイスしてみました。
ジェイコブ・ディラン率いるウォールフラワーズのデビュー曲にして代表曲と言える一曲。
ウォールフラワーズを知ってる人は知っているでしょうが、知らない人にお知らせしますと、ジェイコブさんのお父さんはボブさんです。
はい、ボブ・ディランの息子さんなんですね。
すごいDNAを受け継ぎながら、"七光り"では済ませない抜群のハスキーボイスとソングライティングセンスで、僕個人的にはお父さんよりも好きです。
音楽が、どちらかというとコテコテなアメリカンテイストのものが多いので、こういう土臭い感じのってあんまし日本では流行らないですが、カッコいいんです。
ちなみに、15年くらい前かなあ、福岡でボブ・ディランとウォールフラワーズの公演が重なった年があったんです。(調べてみたら2001年に両氏が来日公演を行っています。同日だったと自分はなんだか勝手に勘違いしていました)
思えば2000年前後は、まだ福岡にも有名海外アーティストがコンサートしてくれてたように思います。
でも、今やJason MrazとかFoo Foghters、John Mayerの大御所でも関門海峡を渡ってはくれません。大御所だからなおさらかな。
まあ、福岡にやってきても、僕は見知らぬ他人と盛り上がりきれないシャイでクールな一面を持ちますので(ドライとはいわせない)、見に行くわけではないのですが、なんか来てくれないのはそれはそれで少しさみしいじゃないですか。
博多駅でデイブグロールにばったり会ったりしたいじゃないですか。
余談ですが(断らないだけで、ほかの話もほとんどそうですが)、嫁さんはバリスタ時代(15年くらい前)に、勤めている店にエルビスコステロが来店していて、ファンのお客さんが感激で涙を流していた、という逸話を僕に話してくれて「そりゃすげえな!」って僕も言ったのですが、
この前、「コステロ来てお客さんが泣きよったとやろ?」ってその話を嫁さんにしたら、「そうなん?」とか言って、あんたが教えてくれたんやろが! ってなりました。
なんか完全に忘れてるみたいで…。『ノッティングヒルの恋人』めちゃくちゃ好きなくせに、そこには興味がないわけですね。かわいいやつ…。
ちなみに嫁さんは、コステロよりも『スピッツのベースの人』と『ウルフルズのトータスじゃない人』(多分ケイスケのこと)を見たという話をする時の方が熱くコーフンしています。
どちらも草野氏なりトータス氏なりと出会えるようキョロキョロしたらしいのですが、彼らの個人行動だったようです。
余談がさらに余談を呼びますが、嫁さんは大学生時代に自動車学校の送迎バスの中で『MISIA』(福岡県・僕ら夫婦と同じ大学出身)を見かけたので、勇気を出して「MISIAさんですね」って声かけたら、ぜんぜん別人の一般人だったっていうなかなか笑える話もありました。
だいたい、そんな見知らぬ人に声かけられる性格じゃないくせに、一生懸命勇気出したらそんな結果で、うまくいってなくて笑ってしまいました。かわいいやつ…。
ドレッドだったんですって!
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SPOON
今村
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