「超」がつく私事なのですが、9/9は僕(SPOONのイマムラ)の姉の誕生日です。
もう完全に顔がそっくりで、小学校で歩いていれば見知らぬ上級生や先生からも「今村の弟やろ」と声をかけられたのは良いのか悪いのか、まあとにかく思い出です。
彼女がよく、同じ福岡の久留米出身の、当時の人気グループ "チェッカーズ" の高杢氏と同じ誕生日だと自慢していたのを思い出します。
今となってはまったく自慢にならないですね。ああ高杢さんごめんなさい。
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どうでもいい話はどうでもいいのですが、この画像のストラトかっこいいですね。
毎度じぶんのとこのギターをほめてばかりですが、だってねえ、こんなもん自分でもふらっと寄ったギター屋さんに飾ってあったら「うぉ!なんかカッコいいのがある!」って思いますもん。(しあわせもんだなぁ)
レリックギターを多く扱うSPOONですが、サンバーストやブラックのレリックももちろん文句なしにカッコいいのですが、こういうパステルカラーのレリックギターも良いなあと思うのです。シェルピンクとかソニックブルーとか。ミスマッチのマッチみたいな感じでしょうか。めちゃくちゃカッコいい人がオヤジギャグ言ってたりすると、逆に好いちゃうみたいな。
このギターは、Fホールはありますがホロウボディではなくソリッドボディです。
ですので「あたし、Fホールストラトの見た目は好きだけど、エリックジョンソンモデルみたいにホロウボディにしてしまうとストラトの音質も変わってしまうのは本意じゃないのよ」というご婦人にも、自信を持って「ご安心ください」と紳士的にお声掛けできるモデルです。
ピックアップの "Tex-Mex" は、「通好み」の印象のあるピックアップでして、いわゆるSETで¥40,000↑するようなブティックPUではないですが、その名の通り "TEX" というくらいで、フェンダーの名作PU "Texas Special" の系譜を持ったPUと言えると思います。(ちがう! という方ごめんなさい)
個人的にはストラトの弱点になりがちと思っている、ありがちなリアの細さがなく、どのポジションも気持ちよく弾けます。
リアがいいギターがいいんですよねー、やっぱり。
MJTのレリックが素晴らしいギターなので、「お!」と思った方はお問い合わせください☆
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今日の一曲は"The Music"の「Guide」です。
冒頭からベースが印象的な曲ですね。
僕が20歳くらいの頃(20年前…。)に、結構人気のバンドでしたが、長くはバンドは続かなかったようですね。おしいです。
なにが困るってですね、このバンド名「ザ・ミュージック」。
ネットで検索するときに、『The Music Guide』とか入力しても、なんか誰かわからないアジア人のピアノレッスンみたいな動画が上位にヒットしたりするところですね。
すごいですよね "The Music" というバンド名。ある意味、とてつもない自信のあらわれのようにも思えます。
『お笑い』っていう芸人が居たら「すげえなあ!」て思いますもん。
この「Guide」は、彼らのアルバム "Welcome To The North" の中の一曲ですが、彼らの同郷イギリスの伝説 "Beatles" の名作というか問題作というか「Tomorrow Never Knows」を思わせるような、一つのコードで曲が進んでいく珍しい印象の曲です。実際は「Guide」はサビのあたりで少しコードが変わりますが。
いや、どちらかというとPast Masters収録の隠れ名曲「Rain」に近いでしょうか。ベースラインとか、コードも変わるところとか。
話がズレますが、この "Rain" 聞いて思うのは、ポール・マッカトニーのベースラインが『アタマおかしい』っていうことですね。(もちろん、ほめてます)
ポールのプレイが『イカれてる』(ホントに、ほめてます)と思うBeatlesの曲としては「Come Togather」や「Old Brown Shoe」なんかは青盤に収録されているので、聞いたことある人もあると思います。
あとは "イエローサブマリン" 収録の「It's All Too Much」なんかもやばいですね。←これも1コードで一曲押し通しますが。
ジョージの佳作「Someting」でのプレイは言うまでもありません。(言うてるけど)
ただ「Something」は、先に挙げた曲たちとは少し『やばさ』が違って、この曲はメロディメイカーとしてのポールのエネルギーがびゃんびゃんにほとばしった感じがあります。他人の曲で。
そうなんですよねえ。ポールは、ジョンやジョージの曲ほどプレイがイカれる傾向があるように思います。もちろん演奏的に余裕があるという理由があるのでしょうけど。
ポールは多彩で多才で、本当に演奏も歌も曲作りも七色で、すごいです。
「Let It Be」や「Hey Jude」の『超』が何個ついても足りないような王道の名曲を書くかと思えば、「Back In The U.S.S.R」や「Get Back」のでは "ロケンロール・ポール"、「I've Got A Feeling」や「Oh! Darlling」では "ソウルフル・ポール" を見せてくれます。そして「I will」や「Here, There And Everywhere」のような "しっとりポール"、 「When I'm 64」や「Maxwell's Silver Hummmer」のような "ほのぼのポール"、さらには「Wild Honey Pie」や「Fixing A Hole」みたいな "キテレツ・ポール" まで見せてくれるわけです。
ビートルズのことを言いだすと話が止まらなくなるのですが、それているのを承知で進めていきます。
最初に挙げた『Tomorrow Never Knows』という曲のタイトル。この文章の意味を考えた時に「あしたのことはわからない」という日本語訳が出てきそうになりますが、これ、おかしいのわかりますか?
そういう意味にしたいとなると、"Tomorrow" が主語ではおかしいわけです。
"Tomorrow" が主語ということは "明日" が主語なわけで、ちょっと言い方をわかりやすくすると「"あした君" は、何も知らない」という意味になる感じです。
もし「あしたのことは誰もわからない」と言いたいのなら「Not Anybody Knows Tomorrow」という風になるみたいです。(ネットで調べました)
これはジョンの言葉遊びの一つとも、リンゴ・スターの言い間違えからジョンがいただいたものとも言われています。
ですので、この言葉を聞くと昭和50年代生まれの僕なんかはミスチルの超ヒットシングルを思い出すのですが、あの曲のタイトルの意味としては、おそらく「あしたのことは誰も分からない」という意味で使っていると思われます(実際に歌詞にも「誰も知ることのない明日へ」というフレーズがあります)が、ほんとうはあんまりそれ自体では意味のない文章のようです。
The MusicではなくThe Beatlesのはなしになってしまいました。
僕は中二の時にビートルズでギターを弾き始めたので、他の "X Japan" なんかでコピーをしていた人よりも『格段に』テクニックが乏しかった(今も)のですが、
自分よりも少し後に『ビートルズで覚えるはじめてのベース』みたいな教本でベースを始めた友人のリョウ君(『炭焼きベーシスト』としてブログにコメントくれています)に対して、えらそうに「小指は使いにくいから使わなくていいよ」と指導していたのを思い出しました。
さいわい、リョウ君は意外に勤勉でしたので、僕の悪いささやきにも耳を貸さずに小指を使い練習を続けて、ものの数カ月で僕の技術をちゃっと抜き去り、高校の時点ではプログレと出会い、今では多弦ベース使いの(小)役人になっています。
そして僕は小指の使えないギター弾きとして今に至ってしまっています。うーむ、仕方ないですね。ギター褒めてるのでもわかりますが、すぐ満足する性質なので…。
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今日もブログを読んでくれてありがとうございます!
SPOON
今村
SPOONの中のイマムラ (火曜日, 19 9月 2023)
炭焼ベーシストさん
ごめん、18日終わってから返事してしもた!
いいねえ、精力的にライブしてるんね。うまくいったかい?
あの中二のガキンチョの自己顕示欲の塊のような時期に、縁の下の役割のベースを喜んでやってくれたあなたに感謝したよ。
炭焼ベーシスト (金曜日, 15 9月 2023 14:45)
eight days a weekに苦戦してたあの時から20数年。
辞めずによく続いたもんですわ(笑)
ベース、楽しいもんな。
18日の敬老の日は、大名のルームスでライブします!!
SPOONの中のイマムラ (水曜日, 13 9月 2023 10:28)
炭焼ベーシストさん
はは、そうそう。俺もいまだにEight Days A Weekのベースの運指覚えてるわ。あの5フレットら辺で指だけ動かす8分のやつね。あれはなんか「おー、ベース弾けたー」て感じだった。
ほとんどトランプかキャッチボールばっかしよったけどね!
炭焼ベーシスト (火曜日, 12 9月 2023 13:12)
ポールについての良い記事だなぁと思ってたら、いつの間にかオイラの話になってた(笑)
あの教則本で、eight days a weekを覚えたよ。
あれは登り降りする良いベースライン。
ペニーレインもいいね。