こんにちは、今村です。
桜の待ち遠しい季節になりました。
個人的にも思い出深く、好きな季節です(花粉症さえなければ、もっといいのですが)。
さて、先日、Fenderのカートコバーンジャガーを取り扱いました。
グランジのカリスマである彼は、左利きでした。名プレイヤーとしては名は挙がりませんが、ソングライターとしては天才的で、素晴らしい評価を得ていました。
今日は、左利きのプレイヤー、そしてこれからギターをはじめるサウスポーの方へお話しさせていただきます。
左利きの天才プレイヤーと言って、すぐに思い出すのは、誰ですか?
僕はすぐにレコバを思い出しますが、その後に、ポール・マッカートニー、ジミ・ヘンドリクス、そして先述のカート・コバーン、の三人が出てきます。
オマー・ロドリゲスロペスやティム・アームストロング、松崎しげるさんも左利きですね。
左利きの人が、左利き用の楽器を演奏していると、ステージで一目瞭然でわかります。
一人、楽器の向きが逆だからです。
これは、他と違うという点で、楽器を演奏する人間にとって、少なからず羨ましいことだと思います。
カッコいいです。目立ちます。
では、これからギターをはじめる左利きの方は、左利き用のギターを使うのが当たり前……ではありません。
楽器を販売させてもらっていて、これまで余程の決意がない限り、僕は右利き用のものをお勧めしてきました。
なぜかと言うと、幾つか理由はありますが、まず、左利き用の楽器自体は、絶対的に数が少ないです。
そうなると、欲しいモデルがあっても、その左利き用は販売していない。
あっても、値段が高かったり、納品に時間がかったり……。
ペグやピックアップなどの部品も、修理の時などすぐには手に入らないでしょう。
他にも、教則本や教則DVDなど、ほとんどすべて右利き用に書いてあります。
これを左利きに当てはめて演奏するのは、結構大変な作業になります。
また、当然の様に右利き用に作られた便利アイテムなども使えないことが多いと思います。
それらが理由で、ギターから遠ざかっていき、結果的にやめてしまうのはもったいないと思います。
それならば、最初から右利き用の楽器を使うことをお勧めします。
左利きの人が、ボール投げだけは右ということもある様に、ギターも最初から右利き用を使えば、絶対に問題なく慣れて演奏することができます。
とはいえ、左利き用の楽器を演奏していると、やっぱりカッコいいです。
苦労してでも、そっちがいい!という決意があれば、もちろん左利き用を使って、先述の天才達の様にステージで輝く日を目指すのもグッドです。
隣の人とヘッドがぶつからない様に立ち位置に気をつけてくださいね^^
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