みなさん、おはようございます!
秋晴れで、本当に気持ちがよい日が続きます。
公園でティータイムというのも、少し日常から離れて、リラックスができていいですね。
さて、今回はエフェクター四方山話、第二弾です。
今回はWarlus Audioの「Voyager」です。
またもレビューというよりも思い出話になっている気がします^^;
ファッションや飲食のトレンドもそうかもしれませんが、ギター、特にエフェクターにもトレンドがあり、楽器業界の中でも流行り廃りが早いジャンルです。
時代はネット社会。最新情報は即座に日本全国、世界各地に配信されます。
そして毎月発売される雑誌の中でも最新エフェクターは紹介されます。
しかし福岡の片田舎では、それらを試奏はおろか、目にすることすらありませんでした。
自然、僕は何とかして最新エフェクターを店に並べたいと思っていました。
そのためには、営業が「売り込んできた」ものではなく、自分から「買い付け」て来なければ、ほかの大手と同じ商品ラインナップになってしまうのです。
幸い時代はネット社会。様々なレビューや、サンプル動画などが福岡に居ながらにしてチェックできます。
その中で、目についたのがWarlus Audioの「ボイジャー」でした。(前置きが長い)
どうやらケンタウルス系のODらしい。
ウォルラスってところも可愛くて、ビートルズファンの僕には心揺さぶられるブランドネームでした。
オフィシャルページを読むと、あのジョー・ボナマッサがケンタウルスと弾き比べをして「どっちがどっちかわからんっちゃもん!」という風なことを言ったそうで……。
デザインも洗練されていて(これ、大事)、グッドです。
これ、いきましょう。
早速、販売元を探しますが、もちろんこれまでに取引のない会社さんで、しかも卸を間に介していません。
でも、それこそマニアック。大手に出回らない名機が買える!
連絡を取り、取引してもらえることになり、実機が届きました。
僕は、基本的にケンタウルス系サウンドは大好きです。
それだけに、ケンタウルス系と言われて楽しみに弾いてみるとガッカリ、ということも多くありました。
Voyagerは違いました。
今風(2015年現在)に言うと「ヤバい!」と思いました。
「ヤベえ」と言ったかもしれません。
パキンと来る出音の張りとツヤ。
少し、古臭いドライブ感。
どれもCentaurと遜色ない。
早速、在庫のCentaur(シルバー)と弾き比べます。
VoyagerのToneを少し上げ目にしてやると、目をつむっても僕には判別できませんでした。
値段は1/4程です。
何ということでしょう。
興奮しました。
今は、エレハモから「Soul Food」がでて、さらに安価なケンタウルスコピーとして人気ですが、正直そちらはコストパフォーマンス面では評価できても、ボード内にメインで居座ることはないな、というイメージでした(すいません。良い音ですよ!)。
ボイジャーはメインで使えます。
もっと、大きなブームにならないのは、先述の販路のせいだと思いますが、そのあたりも「通好み」な感じでいいですよね。知る人ぞ知る。
同ブランドのMayflowerも「ヤバ」かったエフェクターの一つです。
ありがとうございました!
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