素晴らしき思い出のエフェクター②

みなさん、おはようございます!

 

秋晴れで、本当に気持ちがよい日が続きます。

 

公園でティータイムというのも、少し日常から離れて、リラックスができていいですね。

 

 

さて、今回はエフェクター四方山話、第二弾です。

 

 

今回はWarlus Audioの「Voyager」です。

またもレビューというよりも思い出話になっている気がします^^;

 

ファッションや飲食のトレンドもそうかもしれませんが、ギター、特にエフェクターにもトレンドがあり、楽器業界の中でも流行り廃りが早いジャンルです。

 

 

時代はネット社会。最新情報は即座に日本全国、世界各地に配信されます。

 

そして毎月発売される雑誌の中でも最新エフェクターは紹介されます。

 

しかし福岡の片田舎では、それらを試奏はおろか、目にすることすらありませんでした。

 

自然、僕は何とかして最新エフェクターを店に並べたいと思っていました。

 

そのためには、営業が「売り込んできた」ものではなく、自分から「買い付け」て来なければ、ほかの大手と同じ商品ラインナップになってしまうのです。

 

幸い時代はネット社会。様々なレビューや、サンプル動画などが福岡に居ながらにしてチェックできます。

 

その中で、目についたのがWarlus Audioの「ボイジャー」でした。(前置きが長い)

 

どうやらケンタウルス系のODらしい。

ウォルラスってところも可愛くて、ビートルズファンの僕には心揺さぶられるブランドネームでした。

 

オフィシャルページを読むと、あのジョー・ボナマッサがケンタウルスと弾き比べをして「どっちがどっちかわからんっちゃもん!」という風なことを言ったそうで……。

 

デザインも洗練されていて(これ、大事)、グッドです。

 

これ、いきましょう。

 

早速、販売元を探しますが、もちろんこれまでに取引のない会社さんで、しかも卸を間に介していません。

でも、それこそマニアック。大手に出回らない名機が買える!

 

連絡を取り、取引してもらえることになり、実機が届きました。

 

僕は、基本的にケンタウルス系サウンドは大好きです。

それだけに、ケンタウルス系と言われて楽しみに弾いてみるとガッカリ、ということも多くありました。

 

Voyagerは違いました。

今風(2015年現在)に言うと「ヤバい!」と思いました。

「ヤベえ」と言ったかもしれません。

 

パキンと来る出音の張りとツヤ。

少し、古臭いドライブ感。

どれもCentaurと遜色ない。

 

早速、在庫のCentaur(シルバー)と弾き比べます。

VoyagerのToneを少し上げ目にしてやると、目をつむっても僕には判別できませんでした。

 

値段は1/4程です。

何ということでしょう。

興奮しました。

 

今は、エレハモから「Soul Food」がでて、さらに安価なケンタウルスコピーとして人気ですが、正直そちらはコストパフォーマンス面では評価できても、ボード内にメインで居座ることはないな、というイメージでした(すいません。良い音ですよ!)。

 

ボイジャーはメインで使えます。

もっと、大きなブームにならないのは、先述の販路のせいだと思いますが、そのあたりも「通好み」な感じでいいですよね。知る人ぞ知る。

  

同ブランドのMayflowerも「ヤバ」かったエフェクターの一つです。 

 

 

 

ありがとうございました!