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Fender・PRS・Gibsonのハードケースの開け方!?

こんにちは、選挙も終わり、桜も散ってしまいました🌸

大型連休へ向けて皆さんの予定はいかがでしょうか。


お花見の場に、ギターやウクレレを持ち込まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか^^

 

さて、今日はギターのハードケースの開け方……。


これですね、汎用のハードケースは、おそらく何の問題もなく開けることができるのですが、メーカーによっては、少しわかりにくいものがあるのです。
 

 例えば、Fenderの角型ハードケースやPRSのハードケースです。(G&G社の物)

 

 


これ、お客様からも時々「鍵がかかってて開かない」とご連絡があるのですが、確かにわかりづらい!
このタイプのハードケースは、真ん中に普通の鍵なしのロックと両側に鍵のついたロックパーツがあります。この両側の丸い金具が、一見鍵を回さないと開かない様に見えます。
ですが、これは鍵をかけてない状態だと、外側にスライドさせるだけで開くんです。ちなみに鍵をかけているとスライドしない状態になります。
これをご存知なくて、鍵をぶっ壊して開けた方もいらっしゃる様で……。

 

また、別の問題で困るのが、ギブソンのナンバーキー式のハードケースです。
正しい解除ナンバーで、横の四角を左にスライドさせると鍵がパカっと開きます。
これ、最初は『000』が解除キーになっているのですが、簡単な手順で自分の任意の番号に変えられるのですね。
 
解除ナンバーにナンバーを合わせて、今度は四角を右にスライドさせます。そのスライドさせたまま、好きな番号にダイヤルを回して、四角を戻せ(手を放す)ば、その番号が解除ナンバーになります。誕生日にしたり、ラッキーナンバーにしたり。

 

 

しかし、これ、簡単なだけに、ふとした拍子に、知らぬ間に。思わず設定が変わることがあります。
そうなったら最後、あとは、ひたすらの人になるだけです。
ひたすら000から999まで回してスライドしてを繰り返すのです。

 

この作業、100くらいから手際が良くなりスピードアップします。
しかしそれも仇になり、300に達した辺りから、実はもう解除番号を過ぎてしまったんじゃないか、と不信に陥ります。
しかし今、あなたは試されているのです。
自分を信じてひたすら、回してスライドしてを繰り返します。

そして、やってくるその時。
正解の番号でオープンした時の達成感。
しばしの余韻に浸ります。(そんなに大層なことではないです)

ちなみに、僕も何度かひたすらの人になりました。
日頃の行いが良いのでしょうか、いずれも700とか800とかの番号で開きました。ちぇ。
600辺りの不信感は、かなりのものがありました。

これも、ひたすらの人になりきれなかった人が鍵をぶっ壊してしまっているものをよく見かけます。
皆さん、気をつけて下さいね。