うちから見えたわざとみたいな、空のグラデーションと、月。
「世界って本当に美しい」
『紅の豚』で女の子が言うセリフが印象的でした。何て名前だったかな。(調べたら『フィオ』でした)
時々、空は、すごく幼稚な絵を描きます。
少し離れた人が誰だかわからなくなる時間帯を、「誰(た)」「そ(疑問を表す助詞)」「彼」、「黄昏(たそがれ)」と呼んだそうです。
「もしもし」とか、「おあいそ」とか、「二枚目」とか、語源を知ると本当に感心します。
言葉も美しくて、生きていて、おもしろい。
「miss」って単語は、英和辞典で調べると「~がいなくてさみしく思う」って訳があって、
「この四文字で、そんな微妙な感情をあらわす意味になるのか!」
と、昔思ったものです。
日本語では一単語で言えないのかな。「恋しい」は近いと思うけど……。
「pay attention」なんて、日本語も「注意を払う」っていうけど、これ英語が先にあったのかな、て思うくらい不思議な「払う」の使い方ですよね。(調べたらわかるかもですけど、またの機会にします)
「言葉」のことにうるさいんです。僕。
この「言葉」、ということば自体がとても素晴らしいと思っています。
冗談言わなくてごめんなさい。本当に独り言(thinking out loud)。
時々そんな記事もあることにします。
読んでくれて本当にありがとう。
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サモハンとキンポーの憂鬱 (土曜日, 21 12月 2019 23:29)
コメント失礼します。
とてもキレイな月ですね!
言葉の面白さという所に共感を覚えましたので、コメント入れませてもらいました!
和訳についていうと、そもそも文化が違うのですから、完全な和訳というのはないはずなのに、「pay attention」は完全な和訳な気がしますね。
もしかしたら、その英語があったから、日本語でも新しくそういう言い方が産み出されたのかもしれませんね!この国は言葉遊びが好きな国民性な気がします!
ところで、「月が綺麗ですね」という言葉は、ある英単語の和訳ですが、何かご存知ですか?
これは「love」という単語の昔の和訳だそうです。
夏目漱石が「love」という直接的な言葉を、「月が綺麗ですね」という言い回しにした方が日本人の心を表現しているとして和訳したそうです。
また、二葉亭四迷は、この単語を「私、死んでもいいわ」と和訳したそうです。
これも、日本の文化に沿った和訳と思うと面白い表現だなと思いました(うろ覚えなので、間違っていたらスミマセン)。
とても綺麗な夕暮れと月。世界って本当に美しいですね!
サモハンとキンポーの憂鬱 (土曜日, 21 12月 2019 23:47)
ところで、スプーンギターさんの文章、『カッコ』(()、「」、『』又は【】)の使い方をちゃんと分けて使ってますね(正しい使い方があるのか分かりませんが)。
無意識なのかもしれませんが、ちゃんと分けて使っているなと思っただけです。
SPOONの中のイマムラ (日曜日, 22 12月 2019 00:08)
サモハンとキンポーの憂鬱さん(なんちゅう名前や……)
コメントありがとうございます!
カッコの使い方、ありがとうございます、気にしてます。ちゃんとしてるというよりは自分の中で法則性を持たせないと気持ち悪いという方が近いのですが……。
ことばにこだわるタチなので、iPhoneのユーザー辞書にカギカッコが数種類使いやけしやすいようにユーザー辞書登録してたりするくらいです。
『love』の和訳のお話、面白いです^^いいですね。
本当に言葉遊びの好きな国ですよね。和歌なんてどんくらい上手く洒落が言えるか、掛詞(かけことば)のヨーロッパ、いや、応酬という感じだし。3つくらい掛かると、やるなぁーてな具合でしょうか。
夏目漱石の話がでたので、ついでに話させてもらいます。
最近のスマートフォンアプリの多様性に驚いてるイマムラなのですが、著作権の切れた文学作品をテキスト化した『青空文庫』が読めるアプリがあって、喜んで古典文学をちょこちょこと読んでいます。(このくらいのアプリは機能的には全然『多様性』に含まないくらいの大したことない機能なんでしょうけど)
それで、40前にして初めて夏目漱石を読んだんです。
そしたら、大体いろんな主人公のそれぞれの憂鬱がメインテーマなんですが、この人の話している憂鬱は現代人にそのまま当てはまってて、驚いたんです。
100年前ですよ!
長くなりそうなので、また詳細はメールしてほしいんですが、興味深く読みました、という話です。
宮沢賢治とかイワンの馬鹿とか読みました。面白いです。
『road』と『道路』は、きっと関係性はないと思いますが、気になることばです。
ありがとうございます!