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ワーモス と スプーン

今日は、ワーモスとスプーンのかかわりや、ワーモスの会社のこと、スタッフさんのことなどを書こうと思います。

 

スプーンで、ワーモス製のパーツを扱うようになって、約6年ほどになります。(2021年10月現在)

 

その間、多くのネックやボディを入荷してきましたが、パーツが素晴らしいのはもちろんのこと、Warmothでスプーンを担当してくれているジャスティンさんをはじめ、スタッフの対応も素晴らしいのです。

 


Warmothって何だ?

この記事では、「Warmoth(ワーモス)」について、どこかで初めて目にしてWeb検索してたどり着いた人、名前だけは知ってた人、などにもっと良くWarmothを知ってもらおうと思います。

 

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ワーモス社は、米国ワシントン州にあるピュアラップ(Puyallup)という町に本社工場を構える、ギターパーツを販売する会社です。

 

 

ギターパーツと言っても、ハードウェア(金属パーツ)ではなく、木のパーツ。つまり、ネックやボディを製造販売する会社です。

 

ワーモスの販売するネックやボディは、エレキギターの元祖「Fender」の公式なライセンスを受けて、製造・販売されており、フェンダー社の製品と名前や形状が同じパーツを販売することが許されています。

 

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過去にはValley Arts(ヴァレーアーツ), Pensa-Suhr(ペンサ・サー), Sadowsky(サドウスキー),Yamaha(ヤマハ), Moon(ムーン), など「ブティックメーカー」と呼ばれるハイエンドブランドからの採用を受けていました。

現在は、製品の「卸売販売」自体をやめているので、それらのメーカーはワーモスパーツを採用してはいませんが、その歴史は今もなおワーモス製品のクオリティの高さを物語っています。(そのことについて触れたブログ記事です)

 

高い技術を持った多くのクラフトマンが所属し、非常に音楽性に優れ、見た目も美しい木材を提供し続けるサプライヤーとの良好な関係性を築いてきたことこそ、ワーモスの高い品質が維持されている理由です。

 

トラディショナル(伝統)とモダン(近代性)の融合を常に図り、コンパウンドラディアスや、コンバージョンネック、”ドロップトップ”などの技術を生み出してきました。

 

Warmoth社は1980年の創設以来、USAメイドのギター・ベースのボディ・ネックのスタンダードとして、多くのプレイヤーたちに楽器のカスタマイズや改良する喜び、素晴らしさを提供し続けているのです。

 

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Warmothはどこにある?

 ワシントン州はスタバやNirvanaで有名なシアトルを中心都市とした、カナダとの国境沿いにある州です。

 

彼方に国立公園「マウント・レーニア」を望む眺望は、都市との対比が何とも美しく、雄大です。

  

先述のニルヴァーナや、偉大なギタリストJimi-Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)もワシントン州出身で、音楽ととてもゆかりのある州と言えそうです。(漫✰画太郎の「ハデー・ヘンドリックス物語」というマンガ作品があったなぁ)

 

ワシントン州の中心都市シアトルには、スタバやマイクロソフト、コストコや任天堂などの大企業のアメリカ本社がある都市でもあります。

 

日本からの距離も近く(アメリカの中では)、イチローのいたシアトルマリナーズの本拠地であるなど、他の都市よりも日本人にとっては馴染みのある名前ですね。おそらくアメリカ本国の人たちからすると、緑の豊かな国境の州ですので、すこしイナカなイメージもあるかもしれません。

 

ですので、カナダ同様に森林資源に恵まれた地域で、ワーモスのほかにもアコースティックギターで有名な「タコマ」(これもワシントン州の都市の名前)やそのほかのギターパーツブランドの工場があります。

 

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Warmothからの贈り物

数年前のある時、いつものようにWarmothから入荷したダンボールをあけると、ボディのほかに何か包みが入っていました。

 

これはなんだ? とかは深く考えずに(そういう人間なんです)、ただ目の前にあるその包みを開けてみると、中から、

 

『ワーモスのロゴ入りTシャツ』

『Goncalo Alves材を使用した高級そうなボールペン』

『ステッカー類』

そして『CEOサンディさんからのお手紙』

 

が入っていたのです。

 

 

何の予告もなくそういうことになっていたので、僕は驚き、喜びました。

 

Tシャツはプライベートで着られるかはキワドいデザインでしたし、ステッカーなどを貼る勉強机もない(貼ってましたよね!?)のですが、ワーモスからビジネスパートナーとしての気持ちが届いたということに、とても感動しました。

 

Tシャツ着て、写真撮って、ワーモスに送りました。

笑ってるのか緊張しているのか何とも言い難い表情のイマムラは放ってあげておいてください。

 

なかなか細やかな対応が望みにくい海外の会社とのやり取りの中でもワーモス社は、スタッフ個人だけでなく会社として、こんな風に顧客を大切にしてくれているのが良くわかるのです。

 

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Warmothスタッフのはなし

ワーモスでSPOONの担当をしてくれているのは、Justin(ジャスティン)さんという男性です。写真がこのコワいのしかなかったんですが……、他の写真では、サングラスじゃない感じのいい笑顔の方でした。(ワーモスのスタッフ紹介ページがなくなってしまいました)

 

ジャスティンさんは、日本びいきで、今日本語をプライベートで習っているということで、メールも英語と日本語を織り交ぜて、仕事と雑談を織り交ぜて、しています。

 

近く、担当部署が顧客担当から、木材管理の方へ移るということで少し残念ですが、他のスタッフの方たちもとても親切です✰

 

日本びいきのジャスティンさんは、日本のゲーム音楽やメタル系の音楽に、多分僕より造詣が深く、ご自分でカバーアルバムなんかも作っています。

「X」の"紅"をカバーしたものが聞けるサイトがこちら。⇒"Kurenai"

 

その他のカバーもこのページから聞けます。

コナミのパロディジャケットのピコピコ音楽も面白いですね。アレンジが得意の様です。

 

 

あ、良い写真がありました! きちんと保管していたものが出てきました。こちらは優しそうな笑顔です。

 

 

冒頭の画像にある直筆のお手紙は、先ほども少し書きましたが、ワーモスのCEO(最高経営責任者)であるサンディ・ワーモスさんの直筆のお手紙。Warmoth社の創業者であるケン・ワーモス氏の愛娘さんです。

 

日本語での言葉も添えてくれていて、ほんとうにほんとうにうれしかったです。

 

こういう風に、遠く海を隔てた場所でいろいろな人の手で作られたものが、違う場所で組み立てられて製品になって、いろいろなお客様に届く。

 

「ものと、人の力、想いの流れ」のようなものを直に感じながらできる、このお仕事(「仕事」という言葉を使うのも少し違和感を持っていますが…)に、とてもとてもありがたいことと感じています。

 

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サンディさんのお手紙の裏にはこんなひと言が……。

「Great」かなあ……。

今はやりの「Awesome」とかかなあ。

味のある文字です。このお手紙は大事にしまってあります。

 

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少々まとまりのない感じでワーモスのこと、スプーンとのかかわりのことなど書きました。

 

ときどき、ワーモスからのネックやボディが「クウォーターソーン」だったり「1ピースボディ」だったり、『おまけ』してくれていることもあって、うれしいものです。

 

これからも良い関係が続いていくように、こちらもワーモスにとって良いお客さんであろうと思うのでした。

 

ワーモス製品の質問などあればお気軽にどうぞ!

 

 

SPOON

今村